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本当にあったBL体験

No.0649「仲良しの二人」

中学校での話です。

小学校の頃から仲がかなり良い男子二人組、S君とY君がいます。
二人は「二人で一人」みたいな感じでした。

しかし、最近S君は同じクラスのM君と一緒に行動しはじめたのです。
M君は前はN君という子と一緒だったのですが……

S君は成績優秀、運動抜群、面白くて眼鏡のイケメン。ピアノがかなり上手い長身。
M君は(男子のなかでは背が少し小さい運動抜群のチョイ悪男子。歌が凄く上手で声がどの女子よりも高いです。

S君とM君は学校にいるとき時間はずっと一緒です。移動教室の時は必ず腕を組んだりして行きます。
前々から仲がよかったのですが、まさかこんなにも仲が良くなるとは思っていませんでした。

ある体育の時間のこと。

S君「あれ、みっちゃん(M君の愛称)今日見学?」
M君「うん」

実は最近愛称で呼びはじめたS君。

S君「みっちゃん居ないのかぁ、つまんないなー」
M君「俺もいっしー(S君の愛称)居ないとつまんない…」

と寂しそうな声でつぶやきました。
(この時、自分は萌え死にしそうでした)
それを聞いたS君

S君「俺も見学しよ」
M君「ほんと?やった!」

さっきまでの悲しそうな顔はどこへ行ったんだというくらいの笑顔でした。
結局S君は見学出来ませんでしたが、M君がS君にずっとくっついていました。

また、ある日の英語の授業が始まる少し前。

S君は少人数教室。M君は自分の教室と離れてしまいます。
といっても隣の教室だし50分という短い時間ですが。
英語の先生は担任でもあり、M君の部活の顧問でもあります。

M君「せんせー 俺あっちの教室がいいー!」
S君「みっちゃんこっちきなよ」
M君「いっしー居ないとつまんなーい。いっしーと一緒がいい」
S君「それな」

普段つまらない授業の時はずっとおしゃべりしている二人。50分間という短い時間でも一緒にいたいのでしょう。
でももう決まっていること。
その後、M君は英語の時間不機嫌でした。

別の日。修学旅行の話になった時のことです。

M君「部屋いっしーと一緒ならどこでもいい。Nはどうでもいい」
S君「N(笑)どんまい(笑)」

今まで行動を共にしていたN君を見捨てるM君……。
M君どんだけS君好きなんだよ、と思いました。

いまではこの二人の行動を観察することが、私の日課となっています。


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